福岡市内で中古マンション・中古戸建てを購入しようと考えているなら、給付金や助成制度もしっかりおさえておきたいですよね。
福岡市では、子育て世帯の支援や省エネ住宅の促進などを目的にさまざまな支援施策を行っています。
まずはどんな制度があるか知っておくと、マイホームの資金プランニングに役立ちます。
福岡市の「子育て世帯住替え助成事業」
まずは、「子育て世帯住替え助成事業」です。
子育てしやすい良好な住宅への住替えを支援するため、既存住宅購入費用や、賃貸でも礼金・仲介手数料などの初期費用の一部の助成が受けられるものです。
この事業を利用すると、フラット35・地域連携型の住宅ローンを利用する場合に金利引き下げ(当初5年間▲0.25%)が適用されるのも魅力的ですね。
対象となるのは、扶養する子どもがいる世帯、または妊娠中の方がいる世帯で、そのほかにも転居前の住宅の条件や世帯収入の条件などがあります。
詳しくは福岡市のサイトでご確認ください。
福岡市の「介護保険住宅改修」
ご家族に介護保険を利用している方がいて、暮らしやすくするためのリフォームをする場合の助成制度もあります。
介護保険の要介護認定・要支援認定を受けた人が、自宅での生活に支障がないようにするための改修をした場合に、改修費用の9割、8割または7割が介護保険から給付されます(原則1住宅につき20万円まで)。
たとえば、手すりの取り付けや段差をなくす工事、ドアを引き戸へ取り替える工事などが対象となります。
リフォーム工事の前に申請が必要になりますので、担当のケアマネージャーに相談のうえ、工事着工前にお住まいの区の保健福祉センター福祉・介護保険課で手続きをしてください。
国の制度で必ずチェックしておきたいのは、「すまい給付金」です。消費税増税に伴う住宅取得の負担軽減のための制度で、給付金の対象となる引渡し・入居期限が令和4年12月31日まで1年間延長されました。
給付金の支給額は収入額によって異なります。
中古住宅も対象となるのですが、個人が売主の物件はそもそも消費税がかからないため対象外となりますので注意が必要です。
宅地建物取引業者が売主となっている物件など、消費税の課税対象となっている住宅は給付金の対象となります。
まとめ
よく使われる制度をご紹介しましたが、そのほかにも、耐震工事の助成事業や水洗化工事の助成などさまざまな制度があります。
対象となる制度の利用に必要な書類についてなど、リフォーム工事の際にはお手伝いしますので、お気軽にお問い合わせください!