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福岡市でマンション・戸建て物件を購入するときにチェックしたい「防災情報」2024年版

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こんにちは、ココハウススタッフです。
先日の台風10号の大雨はハラハラしましたね。みなさんのお住まいのところは大丈夫でしたか?

毎年このシーズンは大雨や浸水など心配なことが多いですね。

雨だけでなく、地震や津波など、マンション・戸建てを購入する際には「このエリア、この物件は大丈夫かな?」と心配になるものです。

今回は、物件購入前にチェックしておきたい「防災情報」をまとめてみます。


福岡市にはどんな災害リスクがあるのでしょうか?


福岡に長く住んでいる方なら「ああ、あったねぇ」「あの時は怖かった」と思い出す大きな災害が2度ありました。

ひとつめは、平成11年(1999年)の水害です。
豪雨によって博多区を流れる御笠川が氾濫して、博多駅周辺の地下街・地下鉄も浸水する大きな被害がありました。

ふたつめ、平成17年(2005年)の福岡県西方沖地震です。
福岡は地震が少ない、というなんとなくみんなが思っていたイメージがひっくり返る大きな出来事で、それ以降住宅について地震対策の必要性が強く意識されるようになりました。


福岡市の水害リスク


ではまず、毎年のようにやってくる大雨、台風のときの水害のリスクについて見てみましょう。

福岡市のWEBサイトで「福岡市総合ハザードマップ」が公開されています。
洪水・内水・高潮・津波・土砂災害・地震それぞれの項目について、どのエリアにどんなリスクがあるか見ることができます。
(※内水は博多駅周辺地区についてのみ公表されています)


洪水のハザードマップを見ると、「わたしの家も洪水浸水区域になってる!危ないの!?」と不安になるかもしれません。

福岡市は海辺の町で、大きな河川がいくつもあるので、「洪水が起きたときの最大の浸水区域」を想定するとかなり広い範囲が対象になります。

平成11年の大水害ののち、福岡市は水害対策を続けて実施していて、豪雨のときも道路上に水があふれないように整備計画を行っています。

なので、最近のひどいゲリラ豪雨のときもあまり大きな被害はおきずに済んでいるのですね。

とはいっても、想定外の大雨が降ることがあります。

ハザードマップを見るときは、どのエリアが低くなっているかを見て、避難場所を家族で話し合っておくといざというときにきっと役に立つはずです。




福岡市の土砂災害リスク


大雨のときは浸水だけでなく、土砂災害にも注意が必要です。
ハザードマップには「土砂災害ハザードマップ」もあります。


浸水のときと異なり、山の方に警戒区域(イエローゾーン)と、特別警戒区域(レッドゾーン)がたくさんあるのが見えます。

注意したいのが、街中にある「急傾斜地(がけ崩れ)」の警戒区域です。

例えば、舞鶴公園の南側部分や、桜坂のあたりなどにもイエローゾーン、レッドゾーンがちらほらあります。

中央区土砂災害マップ


中央区にこんなにあるなんて意外な気がしますね。

街中にある小さな丘や、小高くなっている場所の崖部分などに注意が必要です。

それから、数年前の豪雨の際にはため池の堤防の一部が壊れる土砂崩れもありました。

購入したい物件の周辺の情報をチェックして、どんなときに危険なのか確認しておくと安心ですね。

新情報!
また、2024年から新たな土砂災害警戒区域の指定に向けた基礎調査が行われることになっています。
福岡県のWebサイトで対象のエリアを見ることができるので、
これまで大丈夫だったところでも新たに調査対象になっていないかチェックがおススメです。



福岡市の地震リスク


日本は地震が多い国ですし、これまで起こらなかったからといって安心はできません。
福岡市は西方沖地震もありましたし、警固断層のほかにもいくつかの断層があることがわかっています。

住宅を購入する際は「地震対策」を検討するのは、もはや必須かもしれません。

では実際、どんなポイントに気をつけるといいのでしょうか。

■新耐震基準と2000年基準

中古住宅を購入する際に気をつけたい年号が2つあります。

ひとつは昭和56年(1981年)、ふたつめは平成12年(2000年)です。

まず、昭和56年6月1日に建築基準法が改正されて耐震性についての基準が新しくなりました。この日よりあとに建築確認が行われた建物は「新耐震基準」となります。

そして平成12年6月1日には、木造住宅の耐震基準がより厳しくなりました。

なので、地震リスクを考えるとまずは新耐震基準の物件を選ぶこと、そして木造戸建ては2000年以降だともっと安心だということになります。


※耐震化について詳しくは国土交通省のWEBサイトにまとめられています

とはいえ、築年数が経過した物件すべてが危ないということでもありません。
地震リスクに影響するほかの要因や、耐震化工事の実施などでリスクを減らすこともできます。

地震リスクに影響するほかの要因としては「地盤の強さ」があります。
海を埋め立てた場所や、昔川だった場所など液状化しやすいエリアがあることが知られていますし、古い時代からの硬い地盤は比較的地震リスクに強いといわれています。

ココハウスでは、特に戸建て住宅をお探しのお客様には地盤調査データベースの資料をご用意して地盤についてもお知らせしています。
お気軽にお問い合わせください。


■まとめ


水害、土砂災害、地震。
毎年のようにどこかで大きな災害があるので、不安になりますよね。

物件を購入する際は、事前に災害リスクがあるエリアなのかしっかり調べることが大事です。

また、さらに大事なのは暮らしている今の場所にどんなリスクがあるかを知って、災害が起きそうなとき・起きたときに備えることだと言われています。

マンションも戸建ても、街中でも郊外でもそれぞれのリスクがあります。
不安なことはココハウスになんでもご相談ください!
各種資料やこれまでの事例など、しっかりとお調べいたします。


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