こんにちは、ココハウススタッフです。
物件探しをしていると、マンション購入後にかかる月の費用に管理費や修繕積立金のほかに「町内会費」「自治会費」などを見かけることがありますよね。
マンションでも町内会に入らないといけないの？
町内会費はいったい何に使われるの？
などなど、気にかかることが多いと思います。
そこで福岡市内の町内会・自治会の活動についてまとめてみました。
どんな活動をしているか知っておくと、興味がわいてくるかもしれません。
福岡市内の町内会・自治会とは？
そもそも町内会、自治会と名前が違いますが違いがあるかというと、特にありません。
昔からの地域の人々の集まりをもとにして出来ている自治組織なので、それぞれ名前が違ったり、活動内容も異なります。
福岡市内では、各自治会・町内会が149の小学校区ごとに自治協議会を設立して、福岡市や各区の行政と協力して活動を行っているそうです（H28福岡市発行資料）
町内会・自治会はどんな活動をしている？
【子ども会などの催し】
夏休みといえば思い浮かぶラジオ体操など、町内会が主体となって行う子ども向けの催しも昔はよくありましたね。
だんだんと減ってきたとはいえ、逆に近年、コミュニティの交流のために子ども会の活動に力をいれている町内会・自治会もあります。
催しを通じて、子育てをしているファミリー同士顔見知りになれるなどのメリットもありますね。
【防犯・安全活動】
多くの町内会・自治会が取り組んでいるけれど、あまり知られていないのが防犯・安全活動ではないでしょうか。
外灯がなく暗い場所に外灯設置するよう行政に働きかける窓口になったり、夜間の防犯パトロールや通学時の子ども見守り活動をしたりなど、さまざまな活動があります。
また、日常でもカーブが危険な箇所のガードレール、カーブミラーの設置や道路が陥没しているなど、地域の安全面でのリクエストを行政に届けやすいのが町内会・自治会の強みでもあります。
【町内の清掃・美化活動】
定期的な清掃活動を行っている町内会・自治会も多くあります。
公園の花壇の手入れなども、行政と協議のうえ管理していることもありますね。
道を歩いていて、なんだかキレイに整備されている町だな、と思ったら町内会・自治会の活動のおかげとうこともあるかもしれません。
【防災活動】
最近とくに注目されているのが、災害に備えた防災活動、そして災害時の活動です。
ニュースで、町内会・自治会がメインになって避難訓練を行っている例などを見ることがあります。
実際に自分が住んでいる場所で避難訓練をしておくと、いざ災害のときにも役に立ちそうです。
災害備蓄を地域単位で行っているところもあります。
また、実際に災害が発生した際には高齢者や障害のある人など助けが必要な住民を把握しておいたり、避難を手助けしたりと、地域の住民だからできることが重要だといわれています。
福岡市の町内会・自治会は必ず加入しなければならないの？
町内会・自治会の活動は任意です。
なので必ず加入しなければならないということはありません。
ただ、マンションによっては管理組合が主体となって町内会・自治会へ積極的に加入していて、自動的に参加することになっていることもあります。
その場合はマンションの管理規約等に記載されていますので、事前に確認しておきたいですね。
福岡市の町内会・自治会加入のメリット・デメリット
「そうは言っても、仕事で忙しいし時間はとられたくないな・・・」と思う方も多いと思います。
実際、福岡市内の町内会・自治会も年々加入率が下がっていて、担い手不足が心配されているそうです。
でもメリットもたくさんあります。
防犯、安全面がしっかりしている地域は暮らしやすく、ひいてはマンションの資産価値にも良い影響があります。
子育て中のファミリーなら、子どもが参加できる行事への参加も楽しめますね。
もちろん災害時の備えも大事です。
今まであまり意識しなかったかもしれない町内会・自治会について、マンション購入を機会に活動内容などを調べてみるのもいいかもしれません。
まとめ
街中の集合住宅に住んでいると、町内会・自治会の活動は普段あまり意識しないかもしれません。
ちょっと気をつけて見てみると、通勤路の公園の花壇をキレイに管理してくれていたり、防犯よびかけ看板も町内会・自治会の名前で出されていたりしているのが目につきました。
それぞれのご家族に合った形で、ライフスタイルに合った関わり方で地域活動にも参加できるといいですね。
その一つとして、マンション購入時には町内会・自治会への加入も検討してみてください。
