こんにちは、ココハウススタッフです。
今シーズンの冬は何度も大寒波がやってきて、けっこう寒い日が続きましたね。
わたしが住んでいる部屋は80年代のマンションなので、断熱性があまりよくなく、冬になると部屋がシンシンと冷えます。
特に窓からの冷えがお部屋全体の寒さにつながりますよね。
新築住宅の情報を見ていると、今は「断熱性・気密性」がホットな話題です。
冬に寒さはもちろん、夏の猛暑も厳しい日本ですから、熱を遮断して快適なお部屋をつくるのが暮らしやすさのスタンダードになっていくのではないでしょうか。
でも新築を今から買うわけにもいかないし・・・
という方に朗報です!
お部屋の断熱性をグンとアップさせる「窓のリフォーム」に特化した補助金の制度が2022年11月からスタートしたんですよ!
◆先進的窓リノベ事業Webサイト(経済産業省、国土交通省、環境省)
https://window-renovation.env.go.jp/
※今年度の募集が終了している場合があります。ご注意ください。
対象となるリフォーム工事
この制度は、CO2の排出量削減と住宅の省エネ化を目的に2022年11月に決定され、窓の断熱改修工事に対して補助をするというものです。
断熱性が低い住宅ではその分夏の冷房、冬の暖房がたくさん必要になりますもんね。
対象となるリフォーム工事はおおむね以下のような内容です。
・ご自身が所有する住宅
・新築ではない
・ガラスの交換(複層ガラスなど)
・内窓設置
・外窓交換
基本的には中古住宅が対象で、戸建ての場合はガラス自体の交換や窓を外枠ごと交換する工事、マンションだと窓枠やガラス自体を交換することはできないことが多いので、内窓工事がメインになってくるかと思います。
ドアについているガラスや、店舗など対象とならない場合もありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。
◆先進的窓リノベ事業の概要
実際、補助金はいくら出て、いくらくらいで工事ができるのでしょうか?
補助額は工事のの内容や設置する窓・ガラスの断熱性能ごとに変わります。
一例ですが、マンションの内窓設置工事で、性能A、窓のサイズ中(M)だとすると、公式サイトによると補助額は47,000円。
工事全体の費用は実際の窓サイズなどによりますが、腰高窓で約10万円と考えると約半額が補助される、という感じでしょうか。
もちろん、掃き出し窓などサイズの大きい窓ガラスや、断熱性能などで変更されるのでご注意ください。
1住戸あたりの上限は200万円までと決められていますが、同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合も、上限額の範囲内なら申請できることになっています。
補助額の詳細はこちらのページからご覧ください
◆先進的窓リノベ事業の概要
補助金の手続き方法
では、実際工事をするにはどうしたらいいでしょうか?
いちばん気をつけなくてはいけないのは「自分で補助金の申請はできない」ということです。
補助金を申請できるのは、登録を済ませたリフォーム業者となっていますので、工事をしたい場合は対象となるリフォーム業者に工事を発注することになります。
対象となるリフォーム業者は、こちらのサイトから探せます。
◆補助金利用を相談できる事業者の検索
自宅の近くで相談してみたい業者を見つけたら、見積もりをお願いしてみましょう。
家じゅうのすべての窓を工事するのか、まずは寝室だけ、リビングだけなどにするのか、予算を含めてしっかり事前に検討するのがおススメです。
もしこれから住宅を購入して、リフォームする際に一緒に窓断熱工事も行いたい場合はご注意が必要です。
窓リノベ補助金の対象となるのは登録業者だけなので、窓工事は別業者に依頼する必要があるかもしれません。
工事内容が決まって発注したら、いったん工事総額の支払が必要なのも注意するポイントです。
工事のあとに交付が決定して、業者を通して補助金が戻ってくるという仕組みで、約3か月くらいかかるそうです。
詳細は登録している「窓リノベ事業者」にご相談してみてくださいね。
まだある省エネ対策の補助制度
省エネのための補助制度は実はまだあります!
省エネ性能の高い給湯器の導入を補助する「給湯省エネ事業」や、
子育て世代、若者夫婦世帯を対象に省エネ性能ZEHレベルの注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入を補助する「こどもエコすまい支援事業」などがあります。
各自治体が実施するリフォーム関連の制度などもあるので、これから物件の購入&リフォームを予定している方はなんでもご相談ください。
ココハウスでは各制度を事前にお調べして、対象リフォーム業者をご相談するなど暮らしやすいマイホーム購入のお手伝いをしています!